本年度RI会長は米国ペンシルバニア州McMurrayロータリークラブ所属のステファニー A. アーチック氏です。1991年にロータリークラブに入会以来、インドとナイジェリアで全国予防接種日(NID)の活動、ベトナムで小学校建設、ドミニカ共和国で浄水器設置など、さまざまな国際奉仕プロジェクトに参加してきた方です。今年度のRIテーマは、そのドミニカ共和国で浄水器の設置活動に携わったときのエピソードが関わっているようです。汚い水がフィルターに入り、反対側から透明な水が出てくるのを、二人の少年が見て「少年の一人が私の袖をつかんで、『もう一度、その魔法を見せて』と言ったのです」とアーチック氏。安全な水を簡単に入手できれば自分たちの人生が変わるということを、少年たちは知っていました。私が少しでもその力になれたと知ったことで、私の人生も変わったのです」そんなエピソードから「ロータリーのマジック」(The Magic of Rotary)を今年度のテーマとし、多くの人びとを救うロータリーの力を認識し、これをさらに広げるよう呼びかけました。
さて、我らの2790地区の今年度がバナーは富里ロータリークラブ所属の寒郡茂樹氏です。地区協議会がトレーニングからラーニングへと変わり、寒郡ガバナーは一方的な教えではなく、自らの『気づき』を大切にし、DEIを推進して、自分の所属クラブの繁栄を第一に考えることが大切だと訴えています。
以上をふまえ八日市場ロータリークラブは今年度、4つのテストを前提に包容力のあるクラブを会員みんなで創り上げていきたいと考えます。年間の例会数は38回と例年より少なくしていますが、MyRotaryなどラーニングセンターの受講を積極的に行い、新会員ができるだけ早くロータリ-活動に理解と協力が得られ、帰属意識が育めるよう活動して参ります。会員増強委員会はあえて作らず、会員みんなで匝瑳市を元気にする仲間の輪を広げ、クラブの成長、ロータリーを通じた個人的な成長につなげる会にしたいと思います。そして年度の締めくくりにカルガリー世界大会(2025.6.21-25)に多くの皆さんと参加できたら幸いです。
会社もロータリーも変化の時ということは明確です。変えてはいけない事と、変えなければいけない事を役員の皆さんとよく話し合い吟味し、八日市場ロータリークラブが躍動する一年にしたいと思います。さあ、ロータリーのマジックを匝瑳市に披露してまいりましょう!