2020-21年度 会長 宇之沢 文夫

このエントリーをはてなブックマークに追加

ロータリーは「奉仕」を理念に掲げ活動しておりますが、この「奉仕」という言葉は原文では「service」、つまり「サービス」です。「サービス」と言えば日本語においては「提供する」とか「無償で渡す」といった印象がありますが、我がロータリーにおいては「奉仕」という、格調高く重みのある言葉に訳されています。

ロータリアンでなくとも、私達は日常の何気ない場面で奉仕をしています。例えば、物の販売や製作、修理などによって相手の快適で豊かな生活に寄与しています。さらには、それらで得た報酬でまた別の物を購入すれば、別の相手へも良いこと、つまり「奉仕」することができるでしょう。そしていつか巡り巡って自分にも返ってくる。まさにロータリー循環とも言えるのではないでしょうか。

さて、本年度の活動計画ですが、新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から、例会においてはオンラインでの開催を導入し、会員同士の接触を減らします。同様に、社会奉仕活動においてもソーシャルディスタンスを常に意識して行ってまいります。また、ロータリー財団・米山奨学への寄付は例年通り、会員の皆様へのお願いをしてまいります。重要な会員増強は、最低1人以上を目指します。

最後に、日本にロータリークラブができて100年の節目となる今年度は、これまでにない状況下での活動になると予想されます。皆様におかれましては、例年以上のご指導とご協力を頂きたく、何卒宜しくお願い申し上げます。

2020年7月11日